芳醇な食は肥えた山林の水から ~つくば山植林活動~
今日は。茨城のフードコーディネータのフルです。
本日は茨城の農業や飼育、そして食品工業を支えている水に関するお話です。
耳にされたことはあると思いますが、海に流れる水の品質を保つには、起点である山の維持管理が重要です。
その理由は、以下です。
①山の土壌がダムの役割をし、水を蓄える。
②山の土壌の養分やミネラルが水に移項し、下流の田畑や海の生物の重要な栄養源となる。
つくば山は標高こそ富士山の1/3ですが、保有量は富士山の1/4ほどで、体積比から考えると至極優秀な山ということになります。
過去に何回か雨不足で飢饉になりましたが、このあたりは天然の水瓶がしっかりしているため、植えなかったとの話も聞きました。
前置きはさておき、世界環境デーの6/5にNPO法人「地球を育てる会」の指導のもと、植樹活動を行いました。
つくばメソッドという方法で植樹しましたが、針葉樹の伐採や多種多様な植物を混植する、土壌のエアレーションをする
など長年研究されてきた方の植樹ノウハウが組み込まれた方法です。

私もはじめて植樹しましたが、次世代のための自然を自らの手で作っている感じがし、とても良い経験でした
